落し物 

知人が、落し物をした。
それも「財布」である。
出て来ないだろうと、半ば諦めていたが、
親切な人が交番に届けてくれていたらしい。
交番まで「財布」を受け取りに行った彼は、
膨大な書類にサインをした。
その書類の一枚に、
財布の中身が、
詳細に書き込まれた用紙があったらしい。
その用紙には
 ・レンタルビデオ会員カード
 ・免許書
 ・割引券
 ・コンドーム(一個)
 ・名刺 
と、詳しく書かれておったそうな。
恐ろしい話よのぉ〜!
警察も酷よのぉ〜!
いざと言う時の「コンドーム」
見逃してやって下さいよ。
触れないであげて下さいよ。
それも「一個」って・・・。
彼も、将来のある身なんですから!
その用紙にサインをした彼は、
足早に、その場を去ったらしい。
私だったら、
警官に「財布の中身はコレ(用紙)で
    間違いないですか?」
と聞かれたら、
「(用紙に目をやり、確認)えっ!
 この、コンドームと言うのは、私のではないです。
 他は、私の私物ですが、このコンドームと言うのは、
 もしかしたら、落とした後に、仕込まれたモノかも
 しれませんね〜!う〜ん!
 まぁ、コンドームを仕込んだ犯人を捜すのも、
 何んですし、まぁ、今回は、私の私物と言う事で、
 サインしておきますね。」
と、言いたいところですが、
やはりバレちゃいますかね?
そんな想像をしてる前に、
自分の「財布」の中身をキレイに、
整理しておこうと思います。
まずはタカタ社長の、チラシの
切り抜きを泣く泣く整理しま・・・orz