運転事故?(1)

マイケル・ジャクソン氏の法廷に、
チンパンジーの「バブルス君」が弁護人として
証言台に立ち、手話の出来るゴリラが
通訳すると言う噂の中、皆さん、
いかがお過ごしですか?

私の場合は「和解」で済んだみたいなのだが(?)

私(SMOKE♀)が運転免許を取得したのは、
22歳も終る春の事だ。
だから10年ちょっと前の話である。はずである
まだ私は、大阪に住んでいなくて、兵庫県の自宅で、
親のスネをかじって生きていた。

私(スモーク♀)は教習所に通っている頃から、
夢は、一人で、気ままにドライブして、
気が付いたら、海だったわ♪を、
想定していた。
だから、その「気ままにドライブ」する日のために
「夏バージョン」と「冬バージョン」のドライブ用の、
カセットテープを編集したりして
準備万端であった。
忘れたが、もしかしたら、もしかしたらであるが、
彼氏も居ないのに「失恋バージョン」とかも、
作っていたように、思うのだが、記憶が曖昧である。
この「ダイアリー2」は、ノンフィクションを基本に
しているので、記憶が定かでない時は、このような
表現になるが、許して頂きたい。
それから、私はタバコは吸わないのだが、
ダッシュボードに入れて置くのも「基本」かな?
と思い、用意した。

だが、働き出したばかりの私には、
自分の車はない!
親の車を試運転に使った。
私は、一度ハンドルを握ると曲がれなかった。
後続の車に緊張してしまい、曲がれなかったのだ。
フォレスト・ガンプのように、
どこまでも!どこまでも!走り続け、
家がどんどん遠くなった。っと同時に、
泣きそうにもなった。
豊中まで行ってしまった時はさすがに、
もぅ、その辺に車を放置して、
タクシーかヒッチハイクで帰ろうかとも思った。

やっとの思いで帰って来た私には、
音楽を聴く余裕も、吸わないタバコを、
助手席前のダッシュボードに、手を伸ばして取る!
と言う、憧れのポーズも出来ないままであった。
最後の難関は<駐車>だった。
自宅の駐車場は、非常に狭い!
正面から止めるとすると、
右側が壁で、左側は、最近買い換えた新車の
大きなワゴン車だ!
私は、次に乗る時が楽なように、
無謀(?)にも、バックで、入れようとした。
アクセルを踏むと、あっと言う間に猛スピードで、
車はバックした。
 (立体駐車場から落ちるタイプだな@自分)
その時、ボン!ガシュッ!
ようなすごい音と同時に衝撃を感じた。
車を降りて見てみると、隣の新車のワゴン車の
「後のバンパー」と私の車の「後のバンパー」が
グッシャリ!と凹んでいたが、
車、本体は大丈夫だったので、
私は、ホッ!と胸を撫で下ろした。

確か教習所の<車の部分>を習う授業で、
「バンパーの用途は、車を守るモノ」
「衝撃を減らすモノ」と、
習ったからだ♪
車とは、凶器だ!運転の時は、それだけ気をつけよう!
と、教えてもらった。
私は「バンパー」が何の用途の部品なのかを、
覚えている自分が偉い!と
褒めてあげたい気分で、
心も切り直し、ハンドルも切り直した。<続く>