恐ろしい噂

他府県のコトは、判らないが、
大阪では、自転車の前カゴに、
「ひったくり防止」用に、
カバーを付けておられる、ご婦人を
良く目にする。
私は以前からずっと、
不思議に思っていたコトがある。
そのカバーは、皆さん全員「紺色」
とても、オシャレとは言えない代物なのである。
「傘」でも、皆んな、色々なのに、
何故?自転車「ひったくり防止カバー」だけ
お揃いなのか?
これこそ、宗教上の理由なのか???
私は、周りの知人、複数に、
この疑問をぶつけてみた。
 
「花柄や、チェックのカバーも売っているのに
 皆んな、どうして、
紺色のカバーを付けているのかな?
 地域で、配られているのかな?でも、私の地域は
 配られてないみたいだけど、だけど、自転車置き場には
 紺色のカバーを付けている自転車が
数台とまってるんだけど…」

そうしたら、とても恐ろしい「都市伝説」を聞く羽目になってしまった!
 
「自転車を乗っていると、おまわりさんに、
 いきなり呼び止められて、
あの紺色のカバーを手渡され るらしいよ。
 有無を言わさず、取り付けられた人も居てるらしい。
 アレを手渡されるたら、見た目あなたは、
<おばちゃん>ですよ!
 の確定らしいで!」
 
・・・と!
なんと恐ろしい!あのカバーは、大阪のおばちゃん認定 のカバーなのだ!
私は、その話を数人から聞き、マコトシヤカではあるが、
トロールのパトカーや、巡回のおまわりさんを見ると、
ニッコリとうっすら微笑み、ありったけの若さアピールをするのである。
それでも、あの紺色のカバーを、手渡された時は、
全てを諦めようとおもう。
そして、黒飴をいつも持って歩こうと思うのである。